小学生の救出作業、陸自ヘリが開始 山口、豪雨で孤立
http://www.asahicom.jp/national/update/0729/images/t_SEB201307290004.jpghttp://www.asahicom.jp/images08/common/icn_zoom.png自衛隊のヘリで救出される、十種ケ峰青少年自然の家付近で孤立していた人たち=29日午前9時28分、山口市阿東嘉年下、朝日新聞社ヘリから、藤脇正真撮影
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http://www.asahicom.jp/national/update/0729/images/t_SEB201307290005.jpghttp://www.asahicom.jp/images08/common/icn_zoom.png十種ケ峰青少年自然の家付近で、孤立した人たちが救助を待っていた=29日午前9時28分、山口市阿東嘉年下、朝日新聞社ヘリから、藤脇正真撮影
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山口、島根両県を見舞った記録的な豪雨で、陸上自衛隊は29日朝から、山口市阿東嘉年下(かねしも)でキャンプ中に孤立した小学生たちの、ヘリコプターによる救出作業を始めた。午前9時半までに、計204人のうち約160人を近くの中学校に運んだ。
救出は山口県知事が陸自に要請したもの。午前6時半から陸自ヘリ2機で開始。子どもたち121人と保護者ら83人をヘリで順次搬送している。体調を崩している子どもはいないという。
同市阿東嘉年下の十種ケ峰(とくさがみね)青少年自然の家と近くの十種ケ峰ウッドパークでは28日、県教委主催のサマーキャンプに参加した小学生や、同市内の子ども会主催のキャンプの参加者ら計204人が周辺の道路の土砂崩れの影響で孤立。子どもたちは施設に宿泊していた。