nk2367nkの日記

覚え書きです。

12:00-15:00 第32回大阪国際女子マラソン

福士の走りが鍵…渋井、ガメラシュミルコにも注目

2013.1.26 19:55
http://sankei.jp.msn.com/images/news/130126/oth13012619560017-n1.jpg
大阪城周辺での練習を終え土佐礼子(左)と歩く渋井陽子=26日午前11時55分、大阪市中央区(竹川禎一郎撮影)
 今大会もペースメーカーが5キロ当たり16分50秒~17分を目安に最長30キロまで引っ張る。先頭集団に位置取り、後半に勝負できれば十分に2時間24分を切れる設定だ。ただ、最後までこのペースにつける選手は多くない。優勝争いの鍵を握るのは、やはり福士加代子だ。
 ハーフマラソン日本記録保持者の福士にとっては決して速いペースではなく、十分に余力を残せるはず。それでも、昨年は重友梨佐天満屋)とのデッドヒートから、自身がスパートする前に26キロ過ぎで引き離され、その後は失速した。
 今回は本番で余力を感じられるようにするため、永山忠幸監督は「(練習は)腹八分目を意識してきた」と話す。マラソンは精神面も大きく左右するだけに、中盤までリズムよく走って、後半の苦手意識を克服できるかどうかだ。
 渋井陽子も後半に課題があるタイプといえる。ただ、「(先頭集団には)必死についていく。その中で後半に(体が)キレていく走りができれば」と意欲をみせる。体も絞り込んだ今回は、ここ数年の中でも状態がいい。
 ロンドン五輪5位入賞のガメラシュミルコは昨年の大阪では序盤は無理をせずに自身のペースを守り、後半にスピードを上げて2位に入った。昨年はレース2本をいずれも24分台で走った実績があるだけに、福士や渋井が失速するようなら、優勝に近づくだろう。
 若手の中では2度目のマラソンに挑む渡辺裕子(エディオン)に期待がかかる。川越学監督は「将来的に20分台前半で走れる可能性がある」と伸びしろを感じている。先頭集団についていくことができれば面白い存在だ。(丸山和郎)