奈良に２４年ぶり大雪警報
2014年2月14日12時29分
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写真・図版和歌山市内でも雪が降り積もった。後ろは和歌山城＝１４日午前８時２３分、和歌山市七番丁
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気象庁は１４日、奈良県北部と京都府南部などに大雪警報を発表し、ほぼ全国的に大雪注意報を出した。大阪管区気象台によると、奈良県への大雪警報は１９９０年以来、２４年ぶりという。
気象庁が正午現在でまとめた積雪は、京都府南丹市２３センチ、滋賀県長浜市１８センチ、奈良市１４センチ、和歌山市５センチ。都市部でも名古屋市７センチ、大阪市と京都市で４センチ、東京都心で１センチとなった。この影響で、各地で鉄道や空の便の運休や遅れ、道路の通行止めが相次いだ。鉄道各社によると、京阪神のＪＲ在来線で約８万人、東海道新幹線で約６万４５００人、南海で約２０万人に影響した。
１５日午前６時までの２４時間降雪量はいずれも多い所で関東甲信と東海で５０センチ、近畿２５センチ、東京２３区も１０センチと予想されている。近畿は中部の平地でも２０センチ程度の積雪になる見込みで、大阪管区気象台は積雪や路面凍結による交通障害などに注意を呼びかけている。
１５日にかけて風も台風並みに強まり、最大風速はいずれも陸上で関東１８メートル、東海２０メートル、近畿１５メートルと予想されている。
週末の雪またも 奈良で積雪１４センチ(2/14)
