nk2367nkの日記

覚え書きです。

今日のコラム

☆ お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

3月18日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

年功序列と抜擢

 それぞれ長短のある年功序列、抜擢をどのように行なっていくかということは、それぞれの企業の実態、情況により一概には言えないと思うが、私自身について言えば、だいたい年功序列七十%、抜擢三十%というような感じでやってきた。これが反対に年功序列三十%、抜擢七十%になると非常に面白いと思うのだが、それはやはりまだ先のことで、今日の日本においては、年功序列を主体としつつ、そこに適度に抜擢を加味していくことが無理のない姿だと思う。

 しかし考えてみれば、抜擢の何十%かは賭けである。だが、ときにはあえてその冒険をおかす勇気を持つことが、企業発展の上で求められている時代であると思う。

【コラム】筆洗

2014年3月17日東京新聞TOKYOWeb

▼ どんなに筋の通らない不出来な台本であっても、ちゃんとした一本の、しかも、それなりの芝居をこしらえる方法がある。劇作家の坂手洋二さんが教えてくれた

▼そのままの台本では芝居にはならない。そのひどい台本を孫が書いて祖父に送ってきた、という設定にする。祖父とその友人が読んで、けなしつつ、実際に演じてみせるという展開にすればどうか。「ひどいねえ」「ああ、ひどい台本だねえ」。そんなせりふが続く。どんな台本でも成立する。元の台本がひどければひどいほど、面白くなるかもしれない

▼もちろん、冗談だが、この話を聞いて思い出すのは「根岸の里のわび住まい」である。有名な「万能句」。この句の頭に季語を含んだどんな五文字を加えてもそれなりの俳句ができるという。例えば「うぐいすや」と加えてみる。不思議とそれらしく聞こえるのである

▼短歌でいえば「それにつけても金の欲しさよ」という下の句。戦国武将で歌にも通じた、細川幽斎の作ということになっている

▼長い歴史のある、「万能句」だが、実際のところ、これをコピー・アンド・ペースト(コピペ・切り貼り)して、俳句や短歌をこさえる人はあるまい。楽しくないし、創作の喜びとは無縁であろう

▼ばれなくても、自分が何をやったかはよく分かっている。苦しむ。ひどい俳句をつくった方が、よほどましなのである。

☆ 今日も花粉が飛んでいます。今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆