nk2367nkの日記

覚え書きです。

今日のコラム

☆ お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

3月25日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

権限の委譲

 一人の人間の力というものはどうしても限りがある。その限りある力以上のことをしたり、させたりすれば往々にして失敗する。力にあった適正な範囲で事を行なうのが一番よいのであって、その事が力に余るようであれば、それを分割して何人かの力によって行なわせることが望ましい。

 指導者としては、仕事を適切な大きさに分け、その分野については責任と権限を委譲して、各人の力に応じた仕事を徹底してしてもらうことを考えなくてはならないと思う。それぞれの責任範囲をはっきりさせることによって、仕事にムダがなくなり、能率もあがるようになるのである。


【コラム】筆洗

2014年3月24日東京新聞TOKYOWeb

▼選手たちはいったいどんな気分だっただろうか。二十三日の埼玉スタジアム。一部サポーターの差別横断幕への制裁措置でJ1浦和に科せられた「無観客試合」が行われた

▼「試合は、まず観客を楽しませなければならない」。かつてのオランダ人名選手、ヨハン・クライフさんの言葉だが、その観客がいない。選手は誰も口にすることのない料理を作る孤独なコックのようなものだろう。その味気なさと寂しさはいかばかりだったか

▼選手、観客が健全な形でそろって初めて、素晴らしい試合が生まれる。スタジアムの熱狂と興奮が選手の力となる。それがスポーツであろう。干からびた、悲しい試合から浦和は立ち上がるしかない

▼差別とプロスポーツ。一九四七年の米大リーグのナ・リーグの対応は、良い手本になる。黒人のジャッキー・ロビンソンドジャース入団に対し、差別感情の残るセントルイス・カージナルスは試合を拒否する動きを見せた

▼リーグ会長のフォード・フリックはき然たる態度を示した。試合を拒否すれば、全員出場停止にする。その結果、リーグが閉鎖されても構わないと断言した。「ここは米国である。どの市民もプレーする権利がある」。リーグよりもロビンソンを守った

▼差別には断固、立ち向かう。妥協しない。リーグきっての熱狂的なサポーターを誇る浦和なら必ずできるはずである。


☆ 今日は電気記念日 今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆