nk2367nkの日記

覚え書きです。

今日のコラム

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4月14日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

知識は道具、知恵は人

知識と知恵。いかにも同じもののように考えられるかもしれない。けれどもよく考えてみると、この二つは別のものではないかという気がする。

つまり、知識というのはある物事について知っているということであるが、知恵というのは何が正しいかを知るというか、いわゆる是非を判断するものではないかと思う。言いかえれば、かりに知識を道具にたとえるならば、知恵はそれを使う人そのものだと言えよう。お互い、知識を高めると同時に、それを活用する知恵をより一層磨き、高めてゆきたい。そうしてはじめて、真に快適な共同生活を営む道も開けてくるのではないかと思うのである。


筆洗 東京新聞TOKYOWeb

2014年4月13日

▼強い権限を持つ米大統領といえども、すべて思いのままになるわけではない。アイゼンハワー大統領は一本の松を切ることさえできなかった

▼米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC。ゴルフのマスターズ・トーナメントが開催中である。十七番ホール(四百四十ヤード・パー4)の中間。フェアウエー上にその木はあった

アイゼンハワーホワイトハウス内にグリーンを造成したほどのゴルフ好き。オーガスタの会員でもあったが、高さ二十メートルのこの松に、悩まされ続けた。一打目が松に当たってしまうのだ

▼「切ってしまおう」。腹を立てた大統領はこう提案した。もちろんクラブ側は拒否した。それが十七番ホールである。大統領でも勝手な主張は認められない。この二月の大雪の被害で、ついに切られてしまったが、長く「アイクの木」として愛され、名物になっていた

▼夜の通勤電車。真新しい背広の青年が口を開けて眠っている。四月入社の若者も疲れがたまる時期だろう。大変な仕事。厳しい上司。「アイクの木」だと考えるしかない。腹を立てても仕方がない。プレーを続けよう。未熟さをたくましさに変える木。攻略法もいずれ見つかるはずだ

▼「あの木にはよく当てたが、なくなって寂しい」。マスターズ優勝六回の帝王ジャック・ニクラウスは語った。苦労はやがて感謝と懐かしさに変わるものと信じる。

昨日のカープ 雨で中止です。
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