今日のコラム


☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

3月16日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

六十%の可能性があれば

ある仕事をある人にしてもらう場合、その人が適任かどうかということがきわめて重要ですが、実際には、それはなかなかわかりません。

それではどうするかということですが、この人だったらまあ六十%ぐらいはいけそうだなと思ったら、もう適任者として決めてしまうのです。八十点までの人を求めるということも不可能ではないでしょうが、しかしそれには非常に時間と手数がかかります。だから、これならまあ六十点ぐらいはあるなと思ったらもう、「君大いにそれをやってくれ」というようにするわけです。するとたいていうまくいくのです。全部が全部ではありませんが、中には百点満点ということもあります。


【コラム】筆洗

2014年3月15日東京新聞TOKYOWeb

▼酸に浸す。細い管に通す。そんなことだけで、既に死への一本道が決まっていた細胞の記憶が初期化され、何にでもなれる万能細胞になる。決まり切ったような人生ですら、苦汁を飲んだり狭き門をくぐったり、試練と向き合うことで、豊かな可能性を取り戻せる…。STAP細胞の発見は、そんな人生訓すら思わせるものだった

▼この大発見が公表された時、英国のある科学者はこんな疑問を呈していた。「ではなぜレモンやコーラを口にしても、細胞の初期化は起こらないんだろう?」

▼冗談めかした疑問だが、これは根本的な問題提起だ。紅茶程度の酸に浸したりするだけで、どうして万能細胞ができるのか。そんな奇跡のようなことが起きる生命の神秘の奥深さ

▼本当にわくわくする謎への扉を開け、「生物学の常識を覆した」とも称されたSTAPだったが、残念ながらその「世紀の論文」作成のありようは、非常識なまでにずさんだったようだ。ずさんどころか、実験結果のでっち上げまでもが疑われている

▼難病に苦しむ患者さんたちに希望をもたらすはずの再生医療に貢献するはずの研究室で、研究倫理そのものの再生が求められるような事態が起きてしまったことは、悲しいとしか言いようがない

▼西欧の格言に曰(いわ)く「成功には多くの父がいるが、失敗はみなしごである」。今回の失態を孤児にしてはいけない。

☆ 今日も花粉が飛んでいます。今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆